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いぬのきもち
ワンコと暮らす我が家の悲喜こもごも思い出話です。
どこのお家にも思い当たるような平凡な出来事ばかりです。
内容は 1<クシャミ>
2<違いは何?>
3<知能犯>
4<流血!!>
実際 気の利いた出来事なんて無いぱぴまる家ですが
こんな思い出でも 思い出すと気持ちがほんわかするものですね。
<クシャミ>
まるは
わざとクシャミをする事ができた。
まるの顔をじっと見て「ふぁ〜・・・ふぁ〜・・・ハックション!!」と
大袈裟に2,3回誘うと
真似をして
「ふぁ〜・・・」に合わせて
息を吸うような 鼻がムズムズするような 口を開けるようなそんな素振りを見せて
「ハックション!!」と言うと
ブシュン!!とか
クシュクシュ・・・!とか
不器用ながら ちゃ〜んとクシャミをして見せた。
「ひゃぁ〜(爆) やった!やったぁ〜! スゴイねぇ〜上手ねぇ〜」
「まじゅ〜(まる〜) お利口さんねぇ〜」
ハツとヒデは 口々にやんやの大喜び!
そして
「クシャミのテレビCMがあったら(どんなCMなんだ)
絶対オーディションに受かるよ〜 まる!
そして タレント犬になってさ ハツとヒデに楽させてね〜」
と 毎回夢のような事を宣わっていた。
そうやって ハツとヒデの親バカ夫婦が
身内で大ウケしながら日々満足している間に
・・・・あっさり 時は過ぎ・・・・
クシャミ演技 は
やっぱり ただの一芸 で終わったのであった。
(家の周りが自然いっぱいで
まるが一番活動的だった頃)
<違いは何?>
(できれば モモちゃんに会いませんように〜)
ちょっぴりそう願いながら散歩に出かけていた まる1歳前後。
時々会ってしまう柴犬のモモちゃんは
まるに気づくと 音もなくダッシュで追いかけてきては
後ろからガウガウっと脅しに来る。
ただ
脅しはしても それ以上の事をするわけではないモモちゃん。
ワンコにはよくある
ただの上から目線の挨拶で
悪気は全く無いと わかっていたけれど
いきなり後ろから来るのはやめてくれっ! と 毎度ビクビクしていた。
引っ越したばかりだったし
特に まる自身が
ワケあり時代の頃でもあり
そのストレス対策に敏感に気を遣っていた私にとっては
あまり気分のいい出来事ではなかったの。
だから
(モモちゃんに会いませんように〜)って。
そんなある日。
「来たっっっ
モモちゃんだ〜!
」
サッと まるを抱き上げた。
ガウガウ前に抱っこに成功すれば モモちゃんは興味を失くす。
まるを見上げて
「ちぇっ」な感じのモモちゃんに
その日珍しくお散歩に同行していたヒデさんが
にっこりしながら声をかけた。
「あんたがモモちゃんね〜。
ダメよ〜 モモちゃん。 ウチのまると仲良くしてやってね〜」
(毎回私が声かけしてるけど
効き目無いのよ〜 ムリムリ!そんな優しい言い方じゃ。
せめて こう もっとドスの効いた声ならばね〜。)←ハツ心の声
案の定
モモちゃんも そんなヒデさんを
初めて見かけた人だったせいか
ただ
ポカーン と見入っていただけだった。
それなのに。
その日以降 なんとモモちゃんの態度が突如急変!
シッポをフリフリしながら 友好的にまるに近づいて来て
ガウる事なく挨拶してくれるように!!Σ(*゚◇゚*)ウッソー!
えーーっ?Σ(゚□゚ノ)ノ 何で?!
ヒデさんの言葉が モモちゃんに伝わったというの???
まぁまぁ・・・一応 一件落着!万々歳!ではありますよ。
だけど なんだろなぁ・・・
っていうかさぁ モモちゃん。
私とヒデさんの違いって 何だったのよ?
いまだに 納得いかないんですけど・・・ぶー
(世の中にビクビクしていた頃)
<知能犯>
それは パピ子が まだ我が家に来たばかりの頃。
困り顔のまるの足元で まるの食器に堂々と顔を突っ込んでは
度々 喰らう事のあったパピ子。
気づいて
「あっ!!」とハツが声を漏らすやいなや
ガスガスガスーーッ
大急ぎでフードを口いっぱいに詰められるだけ詰め込んで
あれよという間にダーーッと逃げ去って行く。
なんと すばしっこい
あきれもしたが 感嘆もした。(笑)
だが 知らずにやっている行為ならまだしも
「逃げる」という行為には
悪意の臭いがプンプン
だった。
明らかに
「横取り」だ!!
おまけに 逃走先の床の上に
口の中の収穫物を
バァ〜っと吐き出して
一粒ずつ食べ直すという余裕の態度。
おまえはリスか! ハムスターか!
頬袋でもあるんかいっ?!と
頬の伸び具合度を o<−∀−>o ビロ〜ン と
2ワン比較するハツ。(その前にやる事あるだろっ)
自分のフードも 横取り犯行後にしっかりと食べるのだから
取り置きしておいた上での犯行であるのはやはり明白だった。
(¬ε¬*) チッ!
だけど 厳しくダメ出しするのは
すでに成犬だった段階で急に我が家に連れて来られたパピ子が
ここに慣れて落ち着いてから・・・と考えていたので
私は黙って
まるの器に そっとフードを足すだけだった。
パピ子の食器から あらかじめ抜き取りしておいた分を。
そんな事とはつゆ知らず
盗んだフードも自分のフードも欲張りに腹に収め
いかにも満足気だった新参者パピ子。
ふふっ 幸せなヤツよのォ
しかし いつかは何とかせずばなるまいなぁ。
悪いな パピ子。 この家ではな
まるは許しても このハツが許さんのだ!!
ヒデさんは許しても このハツが許さんのだ!!
顔で笑って 心で呟いていた私だった。
(若かりし日の3匹)
<流血!!>
攻撃性ゼロ。 何事も相手に合わせて行動する
まる。
遊びも超受け身で 相手の大きさや力加減に合わせて
遊ぶので
大型犬・小型犬・子犬を問わず
誰とでも上手く付き合えるのが 彼女の長所でした。
そんな協調性花丸
の
まるでしたが 生涯に一度だけ
取っ組み合いのケンカになった事があります。
相手は中型犬の親子で この親子犬は
友達犬が欲しいと願っている飼い主さんの思いとは裏腹に 威嚇が激しいので
いつも遠巻きに みんなが遊ぶのを眺めていたんです。
いつかは友達になれるかなぁ と
私達も親子犬の飼い主さんも 一緒に遊びたい気持ちは一緒でした。
ある日 若干距離を置けば大丈夫だろうと
親子犬の飼い主さんと立ち話をしていたら
急に母犬が怒り出し
飼い主さんは引きずられる恰好で
まるに襲いかかってきてしまいました。
2 対 1! やられる!
↑ ↑
親子犬 まる
私は思わず止めに入りましたが
まるが早い時点で母犬を足で押さえ込んだことと
向こうの飼い主さんの立て直しが早かった事で
ケンカは流血沙汰手前で済んだのでした。
怒られながら引きずられるように帰って行く親子犬。
何だか 切なかったですね。
一方
まるは全くの無傷でした。
上手く相手を押さえ込んだ
まるの身軽さとテクニックに
ホッとしたのと同時に ちょっと驚きでした。
普段おとなしいけど そういう能力を備えているんだと。
協調性も争いの回避術も 野良集団時代に身に付いたのでしょう。
そして「びっくりしたね〜」と
その場に居合わせた他の犬友さん達と話しながら
ぼんやりと思いました。
(足が 痒いなぁ)
(なんかジーンとするなぁ・・・)
(ん〜 痒いのかなぁ? 痛痒い気もするかなぁ?)
で 何気にめくってみたジーンズの 足首あたり・・・
ウソ! 穴があいてるよぉぉぉーー!!!
咬まれていると悟った
瞬間
その
とんでもない痛さに もう〜 只々降参!
流血したのは ケンカの当事者のまるでも親子犬でもなく
焦って飛び込んだ
私 の方でありました・・・。
トホホ
モーションの大きい母犬に気を取られて
影の薄い子犬
(すでに成犬でしたが)の動向はノーマークだったんです。
咬んだのは
多分 子犬の方だと思われるのだけど
彼女にしてみれば 母の助っ人に入っただけ。
そうね。 彼女きっと
私とおんなじ事 考えたのかもね。
2 対 1! やられる! ってさ。
↑ ↑
ハツ&まる 母