3月に入る頃 やっと調子出てきた!
血液検査の数値も昇り調子で また一安心。
同じタイミングで リニューアル中の欠品が長引いたフードも販売開始!
やっぱりパピ子はアニモンダが口に合うようだ。
嘘のようにあっさりと完食してくれる。
ここ1ヶ月半くらいは 本当にもう毎日戦いで
食べる食べないでパピ子と根競べ。
具合が悪くて何も食べられないのは仕方がないが
食い分けというズルさが垣間見られると
「食べたくないなら食べるな!」と
16歳間近かの老犬相手に こちらもつい我を張る始末。
何度も自分の器の中を確認に行く素振りには「食べたい」を滲ませているというのに
やっぱりギリギリで食べない
これが健康で若い時代のパピ子ならば
向こうが根負けして食べるまで放っておくのだが
老い先短し持病持ちの老犬が相手となると
2日食べず・・・とくればもう 自分が恐怖で仕方がない。
依って 負けてはダメだと思うけど負ける あっさりと。(笑)
負けて アレコレ気に入りそうな素材を取っかえ引っかえ用意しては
腹の中で
チクショーと思いながら ご機嫌取りに勤しむのである。
ごめん。
本当はわかってはいるんだよ。
パピ子が 食べたくてもどうしても口をつける気にならない事。
何となく調子が悪いんだって事。
パピ子本人にもどうしようもない事。
なもんで いろいろ買いました。
できれば栄養計算された療法食が一番良いので 多メーカーを片っ端から試しつつ
しかし手作り食も範疇に入れて 栄養スープやらおじやの素
変わり種では 低タンパク質米に粉飴 オイルパウダー等々
また 香りとカロリーが一石二鳥?と 少量の豚脂で炒めてみたり。
それで何とか食いつないできたけど
パピ子はちょっぴり痩せてしまった。
これから先はもう こういう事の繰り返しになるのはわかっている。
体調の波は 今日は調子が良くて元気いっぱいでも
明日は朝から中々起きられなかったりするのだ。
食欲の湧かない日には トッピングにお肉を散らして・・・
いやいや 好きなお肉だけを器にたんまりと盛って
食べたいだけ食べさせてあげられたなら。
そうすれば「食べない」と言ってイライラモヤモヤハラハラ焦りもなかろうに。
おっと
いかんいかん
ついつい自分に楽な思考をしてしまった。
いや パピ子にとっても楽園のような話なのか お肉天国
だけど私には それはできないと思う。
制限のある食事でも まだパピ子が食べてくれる間は
お互いに四苦八苦しながらでも と思っている。
何と言って良いのだろう。
食事だけに限った事だけではないのだ。
我が家に来てくれた命に対する 愛情と共にあるモノ・・・
責任?礼儀?だろうか?
私のような者にでも 預からせて貰えた命だ。
自信をくれたまるとパピ子の命に「有難う」と応えたくて
私は 自分が先に諦めてはいけないような気がするだけなのかもしれない。
それが正しいのか 今も判断できないままに。
良かれの勘違いだったり 自分の都合に追随させている事に気づかず
彼女らに無理を強いているのではないか?
度々そう恐れてしまうのは
まると暮らす事もパピ子と暮らす事も 簡単に決められなかった私の屁理屈。
犬と暮らしていると 答えの出ない事でいつも馬鹿みたいに悩むけど
結局出した答えはいつも 自分本位のような気がして。
人間は我が儘だ。
だから 当たり前のように 平気で犬と暮らせるのだろうか。